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on the fly @ minimum interface

山口情報芸術センターYCAMで11/1から開催中の「ミニマムインターフェース」展で
会場のナビゲーションデザインを担当しました。

「ミニマム インターフェース」展では、ナビゲーションデザインを、展示に対するメタ・インターフェースの意味で、作品と鑑賞者の新しい関係性を築く手がかりとして位 置づけています。多種多様なメディアが混在・競合する現在、「紙」という原初的なメディアが持つ存在感や直感性を改めて見直し、最新の情報技術と組み合わ せることによって、展覧会の新たなナビゲーションの可能性を試みています。

“on the fly”

本展 フライヤーは、必要最低限の文字情報のみを掲載し、フライヤーそのものがナビゲーションツールとして、ミニマムなインターフェースとなる仕組みをもってい ます。16個の穴があいたフライヤーを、会場内の3ヶ所に設置されたナビゲーションテーブルに載せ、それぞれの穴をふさぐことによって、展覧会や作品の情 報が表示される仕組みになっています。このシステムは「on the fly(=「その場で」「動的に」「即興で」の意)」と名づけられ、高精度の形態検出技術が組み込まれることによって、フライヤーがテーブルのどの位置に 置かれても作動し、インタラクションを楽しみながら展示データを表示することができます。

(展覧会ウェブサイトより)

インターフェースがテーマの展覧会なので、会場ナビゲーションのインターフェースも今までにないようなものにしたい、ということで依頼を受けました。
我々LEADING EDGE DESIGNとgood design companyの水野学さん、そしてYCAMチームで議論を進める中で最初に水野さんが穴のあいたフライヤーというアイデアを提案されて(実はフライヤーのグラフィックとしてもこの穴にはシカケがあるんです)、そこから穴をスイッチにしてフライヤー自体をナビゲーションに使おう、というアイデアが生まれました。

フライヤーには情報が表示されるだけでなく、作品の展示場所の方向を矢印で示し、さらにその先の展示作品脇にあるキャプションボードにスポットライトが当たったりします。また穴にはそれぞれ異なる音色が割り当てられているので、手をかざして楽器のようにも楽しめます。

バックエンドとしては、モーショントラッキング用の少し特殊なカメラを使い、画像認識部分のプログラムはVC++で開発していますが、フロントエンドはFlashをフルHDで表示しています。
認識精度とレスポンスの良さが肝なので、画像認識のアルゴリズムをいかに精度を落とさずに軽くつくるかと、FlashとVC++のやりとりの高速化で苦労しました。

山口で東京からは少し遠いのですが、他の展示作品も日本初公開のReacTableをはじめ充実した内容ですし、5周年ということで近くの湯田温泉という温泉街でもメディアアートが展示されたりと、面白い試みが行われますので、今ままで気になりながらも足を運んでいなかった方はこの機会にぜひどうぞ。

ミニマムインターフェース展
http://minimum.ycam.jp/
(このトップページもつくりました)

ナビゲーションデザイン:LEADING EDGE DESIGN
グラフィックデザイン:good design company
サウンドデザイン:Keiji Matsui

サウンドデザインを担当していただいた松井敬治さんのブログ(&開発中ムービー)
http://idream.exblog.jp/9780364/

Written by admin

November 4th, 2008 at 10:53 pm

Posted in misc.

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